前回は当事務所の理念である「正義は勝つ」について,お話させていただきました。
今回は当事務所の裏モットー・・・というと響きがいやらしいですが,そのことについてお話ししたいと思います。
どの仕事もそうだと思いますが,弁護士の仕事はストレスの強い仕事です。
とにかく忙しい。
ベルトコンベアで大量生産できるものではなく,事件1件1件が手作業です。
弁護士の仕事で1番時間を費やすのは,起案といって,書面を作成することですが,法律相談・法廷・接見等の外回りや面談や電話での対応も多く,さらには,委員会活動等の会務や公益活動も行っていますので,なかなか起案の時間をとることができません。
なので,どうしても,休日に出勤し,集中して,起案をすることになります。
仕事の質の面でも,依頼者の方々の大切な人権,人生をお預かりするわけですから,日々,神経をすり減らしております。
なので,当事務所を設立するときに目標としたのは,「明るく楽しい事務所」でした。
弁護士の仕事というストレスに打ち勝つためにも,職場環境は楽しくしたいと思ったのです。
これは依頼者のみなさまにとっても,よいことだと考えます。
法律事務所の門を叩かれる方は,みなトラブルを抱えているわけですから,沈んだ気持ちであることが多いので,我々が明るく振る舞うことで,事件解決だけでなく,心も救ってあげられたらいいなと思うのです。
何年か前に,訴訟が和解で終結し,事件が無事解決した際に,依頼者の方に「事件の依頼に来たときはとても落ち込んでいましたが,事務所の明るい雰囲気に気持ちが救われました。本当に,この事務所に依頼して良かったです。」とおっしゃっていただいたときに,ものすごく嬉しい気持ちになり,当事務所の方針は間違ってなかったと確信したことを今でも覚えています。
設立から7年半が経過した今でも,理想とした「明るく楽しい事務所」は維持されているものと自負しています。
これこそが我々の団結力の源で,この団結力があったからこそ,ここまで来れたのだと思っています。
事件を解決するだけでなく,心も救える法律事務所。
1人でも多くの方に,当事務所の雰囲気に接していただければ幸いに思います。
坂本 正之